企業型DCの導入をご検討中の企業様へ【Newsletter7月号】
将来の年金だけで生活していけるのか──そんな不安を抱える人が増える中、企業と社員が協力して老後資金を準備する仕組みとして、企業型DC(企業型確定拠出年金)が注目されています。
この制度は、会社がさまざまな形で従業員の資産形成を後押しし、従業員が自ら資産運用に取り組むスタイル。企業の規模に関係なく活用できる制度として、広がりを見せています。
当法人では、制度導入をご検討中の企業様に向けて、毎月「企業型DCニュースレター」を発行。制度の基本や最新動向を、わかりやすくお伝えしています。
🔍【7月号】のテーマは、「選択制DCって、結局どんなメリットがあるの?」
社員が給与の一部をDCに拠出する「選択制DC」。
その金額は社会保険料の算定対象外となり、所得税・住民税に加えて、会社・本人それぞれの社会保険料も軽減される可能性があります。たとえば月給30万円の社員が月2万円をDCに拠出した場合、本人の社会保険料負担が月3,000円余(年間37,000円余)軽減されるケースもあります。
一方で、将来受け取る年金額がわずかに減る可能性もありますが、ここで重要なのが「お金の時間的価値(現在価値)」という考え方です。
今の10万円は10年間運用できる可能性があるけれど、10年後の10万円にはそれができない。
つまり、今の社会保険料削減による“手元に残るお金”のほうが、将来的に高い価値を持つと考えることができます。
今回のニュースレターでは、次のようなテーマをわかりやすく紹介しています:
- 選択制DCの仕組みと、社会保険料が軽減される理由
- 「お金の時間的価値」とは何か?
- 将来の年金額とのバランスをどう考えるか
【企業型DCニュースレター 7月号(PDF)はこちらからご覧いただけます】
社会保険労務士法人 総合経営サービス 肥後労務管理事務所:https://sokei-sr.jp/
【王子オフィス】
〒114-0002
東京都北区王子2-12-10 総経ビル
【吉祥寺オフィス】
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-4-14 メディ・コープビル8 501号室
【信州松本オフィス】
〒390-0833
長野県松本市双葉 11-12